【比較レビュー】Razer Huntsman V2 TKL vs BlackWidow V3

なんと、RazerのHuntsman V2 TKL1.5万円で購入できるお得な時代 がやってきました。

もともと2万円以上するキーボードなので気になっているが、実際の使い心地はどうなのかを知りたい方が多いと思います。この記事ではスペックと実際の使用感、類似ラインナップのBlackWidow V3との比較 をまとめました。

らむだ

Huntsman V2 TKL を愛用して フォートナイト最上位リーガーになりました
FPSガチ勢の観点で スペックや使用感を紹介します!

Huntsman V2 TKL はコスパが良く、トップクラスのスペックを持ったキーボードなので一押しのキーボードです。気になっている方の後押しになれば嬉しいです。

目次

製品紹介

ラインナップ/スペック

Razer Huntsman V2 TKL は光学式のオプティカルスイッチが採用されていて、リニア(赤軸)とクリッキー(青軸)の2種類が展開されています。

おすすめはリニア(赤軸)です。キーボード自体が静穏構造なので、ゲーミングキーボードの中でトップクラスに静か!

具体的なキーボードのスペックを表で紹介します。

スクロールできます
項目内容
キーボードタイプテンキーレスタイプ
キー配列日本語配列(JP)、英字配列(US)
高さ37㎜
140mm
362mm
重量693g
本体カラーブラック
キースイッチ第2世代オプティカルスイッチ
軸の種類リニア(赤軸)、クリッキー(青軸)
キーキャップダブルショットPBTキーキャップ
接続方式有線(USB Type-C)
ポーリングレート最大8000Hz
価格(2022.9.18 Amazon)14,480円

キースイッチは光で反応する第2世代オプティカルスイッチが採用されています。物理的な接触がないため音が静かで打鍵感が少ない特徴があります。

テンキーレスタイプなのでコンパクトでゲームに向いています。また、ダブルショットPBTキャップを採用しているため、長く使っても印字が薄くなりません

リニア(赤軸)とクリッキー(青軸)の比較

次に、リニア(赤軸)とクリッキー(青軸)の違い をお伝えします。私のおすすめは静かで高速なリニア(赤軸)です。

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項目リニア(赤軸)クリッキー(青軸)
打鍵感静かで高速な反応カチカチと打鍵感があり反応は少し遅め
アクチュエーションポイント1.2mm1.5mm
入力遅延0.2ms0.2ms
押下圧48g45g
耐久性1億回1億回

どちらも光学式のオプティカルスイッチのため「音が静か・入力遅延がほぼない・耐久性が高い」という特徴は共通です。

らむだ

ハイスペックなキースイッチを採用したコスパ最強のキーボードです!
キーボード構造と相まってめっちゃ静かなリニア(赤軸)がおすすめ!

外箱・梱包物

Razerおなじみの緑フチに黒ベースの外箱です。Huntsman V2 には フルキーボードモデル似ている Tournament Edition が販売されているので、購入時は要注意です!

梱包物は「キーボード本体・USB Type-Cケーブル・リストレスト」の3種類です。
リストレストはクッション性があり、ソフトタイプのものです。個人的にはハードタイプが好きなので、このリストレストは使っていません。

外観

正面

テンキーレスタイプなので、かなりコンパクトな仕上がりです。Razerのハイエンドモデルなので、全体的にしっかりしたビルドクオリティです。

キーキャップの文字もきれいにライティングされます。ライティングはRazerの十八番というイメージがあるぐらい、色んなパターンにライティングさせられて満足です。

側面

高さ調節を3段階することができ、上の画像は一番低い状態です。この高さであればリストレストも不要で、上からまっすぐタイピングする感覚で扱えます。

1段階高くした状態です。やや斜めからタイピングする感覚です。少し角度がつくので、人によってはリストレストを使うほうがおすすめです。

2段階目(一番高い)状態です。リストレストなしだとかなり斜めからタイピングする感覚です。
リストレストを使うとやや斜めからタイピングする感覚になります。

付属のリストレストはクッションタイプ(ソフトタイプ)なので、手首をデスクに強く当てる人にはやや使いにくい印象です。

らむだ

好みにもよりますが、おすすめは一番低い状態です
キーの押し返しが少なく、真上からタイピングすると非常に扱いやすい!

Razer Synapse 設定

Razer公式からダウンロードできる Razer Synapse を使うことで、ゲーム用の設定をすることができます。
実際の設定画面はこちらです。

キー割り当てを変更できる
・ゲームモードをオンにすると、Windowsキーの無効化などできる
・キースイッチ最適化をゲーミングにすると、入力遅延がなくなる
・ポーリングレート変更で 最大8000Hz に設定できる
・これらの設定はアプリケーションごとに登録できる

使用感

Huntsman V2 TKL で優れている点は「静音性と反応速度」です。また、光学式で特殊な打鍵感も紹介します。

静音性

これまでに何十種類ものゲーミングキーボードに触れてきましたが、音がもっとも静かなゲーミングキーボード だといえます。
ゲーミングキーボードは打鍵感が大きくなってしまいますが、Huntsman V2 はキーボード自体が音を吸収するため、タイプ音が低く小さくなります。

参考までに、オプティカルスイッチのリニア(赤軸)とスピード(銀軸)のタイプ音比較を投稿しました。
Huntsman V2 TKL のほうが 小さくて低い音 になっていることがわかると思います。

反応速度

反応速度もトップクラスです。他のスイッチと比較するために、Apex Pro で使われているOmniPointスイッチスピード(銀軸)との比較表を作成しました。

スクロールできます
項目オプティカル
(リニア)
オプティカル
(クリッキー)
OmniPoint 2.0銀軸
(スピード)
アクチュエーションポイント1.2mm1.5mm0.2mm~4.0mm1.2mm
入力遅延0.2ms0.2ms0.7ms2.0ms
総評

最強と名高い Apex Pro の OmniPointスイッチと比較しても、アクチュエーションポイントは劣る入力遅延が少ないため遜色ありません

また、スピード(銀軸)と比べると、オプティカル(リニア)アクチュエーションポイントは同じで入力遅延が少ないため、上位互換といえます。

打鍵感

打鍵感は物理的にぶつからない光学式なので、カチカチ感は少なくキーをスッと押し込む感覚です。手に負担が少なくスムーズにゲームをプレイしたい人におすすめです。

Huntsman V2 vs BlackWidow V3

Razerの類似ラインナップである BlackWidow V3 とスペック比較します。

BlackWidow V3 は1万円以下と安価ですがキースイッチの性能が劣っています

スペックは Huntsman V2 のほうがコスパが圧倒的に高いため、FPSゲーマーは Huntsman V2 一択だと思います。

スペック比較

具体的なスペックの比較はこちらです。BlackWidow V3 はメカニカルスイッチのイエロー軸とグリーン軸が販売されています。

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項目Huntsman V2Huntsman V2BlackWidow V3BlackWidow V3
キースイッチリニア(赤軸)クリッキー(青軸)グリーン(緑軸)イエロー(黄軸)
キースイッチ第2世代オプティカルスイッチ第2世代オプティカルスイッチメカニカルスイッチメカニカルスイッチ
打鍵感反応が高速で静かカチカチとしたクリック感押し込み感とクリック感やや静か
高さ37mm37mm41mm41mm
140mm140mm155mm155mm
362mm362mm362mm362mm
重量693g693g849g849g
カラーバリエーションブラックブラックブラックブラック
キーキャップダブルショットPBTキーキャップダブルショットPBTキーキャップダブルショットPBTキーキャップダブルショットPBTキーキャップ
アクチュエーションポイント1.2mm1.5mm1.9mm1.2mm
入力遅延0.2ms0.2ms2.0ms2.0ms
押下圧48g45g50g45g
耐久性1億回1億回8000万回8000万回
接続方式有線(USB-TypeC)有線(USB-TypeC)有線(USB-TypeA)有線(USB-TypeA)
ポーリングレート最大8000Hz最大8000Hz1000Hz1000Hz
価格(税込み)14,480円14,480円8,980円8,980円
総評

どっちがおすすめ?

自信を持って Huntsman V2 TKL をおすすめします。
一番の違いはキースイッチです。リニア(赤軸) と イエロー(黄軸) はスペックは近いですが、下記の2点に大きな差があります。

Huntsman V2 と BlackWidow V3 の大きな違い

  • 入力遅延に 0.2ms と2.0ms と大きな差があり、体感するレベルで反応速度が違う
  • イエロー(黄軸)も静音タイプだが、リニア(赤軸)のほうが圧倒的にタイプ音が小さい
  • 価格は BlackWidow V3 のほうが安いが、コスパで考えると Huntsman V2 がおすすめ

FPSゲーマーにとって入力遅延の少なさは重要なので、5千円ほど高価ですが Huntsman V2 TKL をぜひ使ってほしいです。

まとめ

この記事では Razer Huntsman V2 TKL について紹介しました。コスパ最強な一押しキーボードなので、気になっている方はぜひ試してみてください!

Huntsman V2 のおすすめポイント3選

  • 2.1万円→1.5万円まで値下げされたコスパ最強のキーボード
  • 光学式のリニアオプティカルスイッチ採用で静音性がバツグン
  • スピード(銀軸)の上位互換といえる入力遅延ほぼなしの高速なキースイッチ採用

FPSゲーマが選ぶゲーミングキーボードおすすめランキングでも、総合1位の素晴らしいキーボードなので気になった方はぜひ試してみてください!

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